若い女性はもちろんのこと、男性や年配の方も甘いお菓子を好物になさっている方は多いことでしょう。日本では和菓子というものがそれにあたっていましたが、昨今ではパティシエの資格を持つ人が多くなり、世界各国のスイーツも国内でたくさん味わえるようになりました。都心部だけでなく郊外でも洋菓子店を目にできますが、その際は店頭に並べられる品物はガラス容器に入っているのが基本です。プリンやババロアなど、定番となっているスイーツはジュレ状態のものが多い傾向です。
この場合、最初は液体で仕上げられるので、必ず業務用ガラス容器に入れなくてはいけません。その後、急速冷蔵をおこなって完成となります。ここでは簡単に、スイーツ作りで役立つ業務用ガラス容器の概要について見ていくことにしましょう。一般的なガラス容器というものは、厚みが0.1ミリメートルほどの薄さしかありません。
この容器に熱いものをいれて急速冷蔵をすると、温度差の影響で表面にひびが入る恐れがあるわけです。これを避けるために、業務用では厚みが1センチメートルと約10倍になっています。家庭用でこのサイズのものを使う機会はほとんどありませんが、スイーツ店では連日たくさんの個数で活用をされます。これにより、品質が良いにも変わらず販売単価がお安くなるのが一般的です。
業務用なので個人で手に入れるのは以前は難しいものでしたが、現在はECサイトを使えば気軽に買い求められます。