業務用ガラス容器はふたが選べる場合もある

ジャムや蜂蜜といった食品を販売するのであれば、ガラス瓶が定番の容器です。ガラスには耐熱とそうでない物がありますが、耐熱ガラスの場合は熱湯での消毒が可能で、ジャムは熱いうちに封入して逆さにして内容物でふたまで滅菌するという方法も知られているほどです。耐熱性が無い場合もアルコールによる変質を起こさないことから、家庭で利用される保存瓶はホワイトリカーなどの焼酎で除菌して使う方法が広く知られています。加えてガラスは塩分や酢酸の影響を受けにくいので、こうした特徴から長期保存をする食品は今も瓶詰にされることが少なくありませんが、製品として販売する時に気になるのがふたではないでしょうか。

業務用ガラス容器の場合、金属製のふたが付属していることが多いですがシンプルなものが主流です。もし、ふたにまでこだわりたいと考えるのであれば、ふた単品での販売をしている企業を探してみましょう。色やデザインにこだわったふたを選ぶ場合、使用を希望するふたがガラス容器に対応しているかを十分に確かめることが必要です。対応が十分に分からない場合は直接問い合わせたり、サンプルを請求するとより確実です。

また、業務用ガラス容器を販売している企業には未開封シールの印刷に対応している企業もあるので、蓋が選べない時はラベルによる装飾も方法のひとつです。規格品の業務用ガラス容器は比較的手ごろなので、ふただけでなく使うラベルについても検討してみましょう。