福利厚生としての給与の日払い

働き方の多様化に伴い、単発のアルバイトやWワークによるスポット勤務といった一般的な雇用に囚われない仕事の仕方が出てきました。人手不足に悩む現場にとっては、必要な人手を必要な時に確保しやすいというメリットを生み、働く方にとっては自分の都合に合わせて柔軟に職場や職種を選択できるというメリットがあると考えられます。単発のアルバイトや短時間勤務の仕事を選択する人にとって、給与の日払いが可能であることはもはや必須とも言えるほど需要の高い福利厚生の一つです。お仕事の募集段階から、給与の日払いが可能なところしか応募しないという人もいるほどで、求人に対する応募率を左右するシステムと言えます。

法律的に給与の日払い自体は可能であり、労使で合意されていればなんら問題はありません。ただし、あくまで労働に対する支払いを1日毎にする、仕事単位で行うというものであり、前払いするものではないことに注意が必要です。まだ働いいない分に対する給与を先払いや前払い、前借りといった形で労働者へ支払うことは違法です。これは、給与として前払いすることで労働者を無理に働かせることになってはいけないという趣旨の法律規定なのです。

また、労働者に前払いしたということはお金が貸付け他ことになりますので会社側の経理上で問題が生じたり、貸金業法に抵触したりと多方面にわたって問題が発生することになります。日払いと前払い、言葉の違いではありますが労使双方が理解した上で適切な求人募集ができれば、需要と供給を満たした採用を進めることができるでしょう。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *